「SMASの森」活動の継続

当社の経営理念のVisionでは「クルマ社会の発展と地球環境の向上に貢献」することを掲げており、社員参加型のボランティアとして「SMASの森」(神奈川県南足柄市)の森林保全活動を行っています。この活動は社員一人ひとりが事業と環境への関わり方を意識することが大切であるという考えのもと、地球環境の維持・改善の大切さを学ぶことを目的として2017年から始まり、2022年度には5周年を迎えました。

「SMASの森」では間伐、栽地整備・植栽、二酸化炭素吸収量の調査などを実施しています。間伐は木々に適度な間隔を設けることで光を地表に届け、成長を阻害することなく健康な木を育てます。栽地整備・植栽は森林の役割を回復させ、落葉落枝によって長い年月をかけて土壌の有機物や炭素量を増やすことができ、森林の維持に役立ちます。

森林は、二酸化炭素を吸収し酸素を供給することはもとより、木々の根は土壌を斜面につなぎ止め、落葉落枝は降雨による土壌流出を抑えるなど、土砂災害防止の機能があります。豪雨や日光をやわらげることで、昆虫や動植物が健やかに成長する生息地にもなります。また、森林浴やハイキングは癒やしとなるほか、ストレス解消や気分転換、健康維持に高い効果を発揮します。

木が育ち、健全な森になるまでには数十年から百年ほどの時間がかかります。当社の活動が続けられる限り、未来の子どもたちに住みやすい地球環境を残すため、「SMASの森」活動を継続してまいります。

「SMASの森」ボランティア活動

活動の様子